【2023年4月21日(金)】
北米有力アグリ・フードテックスタートアップと
日本企業との共創×未来型の農業実現の可能性

– Ag-Tech Webinar Spring 2023~powered by SUITz・addlight, Inc.

地球環境の不安定化と、私達人類をはじめとする地球上の全生命にとって、食の供給確保や安全と持続性は最も重要な社会課題であることは、既にここ数年洋の東西を問わず叫ばれてきています。
特に、食のバリューチェーンの川上にあたる「生産」部分にあたる「農業」の領域でも、北米で大規模なアグリテック投資が大手企業と有力スタートアップの共創を通じて着実に進んでいます。

こうした先端アグリテックの中には、日本国内にうまく取り入れていくことで社会実装化を果たすことで理想的な未来の農業の姿に近づける解決策を秘めていると捉えられます。

Ag-Tech Webinar Spring 2023 ~ powered by SUITz/addlight では、アグリ・フードテックVCファンドで代表的な1社である「Finistere Ventures」の共同代表パートナーであり（同社が発刊する世界のアグリフードテック投資年次レポート「AgriFood Tech Investment Review」は有名）、10年以上シリコンバレーのテック投資で名を馳せてきたSteven Goldberg氏を今回特別にお招きして基調講演をお願いすることとなりました。

さらに、今北米のアグリ／フードテックで最も注目されるスタートアップ3社を今回も招待し、日本企業との共創を視野に入れたピッチをして頂く予定です。

ぜひ多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

※同時通訳にてお届けします。
※登壇企業は決まり次第、本ページでご案内いたします。
※無料でアーカイブ配信あり（1週間）


＜こんな人におすすめ！＞
・海外・シリコンバレーのトレンドに興味のある方
・海外・シリコンバレーの現地スタートアップ等と連携、協業を本格的に検討中の企業関係者
・Climate Tech、特に食と農業のDX化、SDGｓ（フードテック、アグリテック、脱炭素、サステイナビリティ）における世界の最先端の取り組みについて興味のある方
・イノベーションや技術トレンドをおさえたい方

イベント概要

日時：2023年4月21日（金）　10:00～11:30　※日本時間
場所：オンライン（Zoomを使用）※日本語での同時通訳あり
対象：農業用機械メーカーやIT企業、及び食品やバイオテクノロジー等、アグリテック分野で新しい技術の社会実装化に取り組む事業会社の方、先端技術を誇る欧米スタートアップとの共同開発や事業共創を検討されている方
参加申込方法：当イベント専用Webページから、所属・氏名・連絡先など必要事項を記入の上、お申込みください。
参加申込期限：当日開催前まで
参加費：無料
※同業他社等のご参加は固くご遠慮致しております。予めご了承下さい。

主催：株式会社アドライト／SUITｚ

＜タイムテーブル＞
10:00~10:10 開始のご挨拶、SUITｚのご紹介：株式会社アドライト
10:10~10:20　株式会社アドライトより北米現地レポート
　「北米大陸で進む農業のDX化の潮流（仮）」
　　登壇者：株式会社アドライト　パートナー　熊谷伸栄
10:20~10:40 基調講演
　「Finistere Ventures(欧米大手VC)が目の当たりにする次世代農業革命（仮）」　
　　登壇者：　Mr. Steven Goldberg (Partner), Finistere Ventures
10:40~11:30 北米注目アグリテック・スタートアップのピッチ・セッション・Q&A
　　1. Root Applied Sciences
　　2. Vertical Oceans
　　3. Finless Foods
　　モデレーター：　株式会社アドライト　代表取締役CEO　木村忠昭
11:30 クロージング

登壇者

【基調講演】

Finistere Ventures　　　Mr. Steven Goldberg (Partner)

Finistere Venturesについて
2005年に米国シリコンバレー（パロアルト市）に設立。北米を中心に現在はアイルランドにも拠点とファンドを構える、世界屈指のVCファーム。投資領域はアグリテック、フードテックから、ディープテック、ソフトウェア／ハードテック等。主な投資先にUpside Foods、Good Eggs、crop x、等今やユニコーン企業へ創業初期段階から投資を思い切って実行した鋭い目利き力で特に世界的に良く知られる。
同社が2020年まで発行していた年次レポート「AgriFood Tech Investment Review」は有名であり、世界の多くのフード／アグリテック関係者の間で幅広く活用された。
HP: http://www.finistere.com/　

基調講演者プロフィール
Mr. Steven Goldberg氏（Partner）：Stevenはシリコンバレー屈指のベンチャーキャピタリストであり、2020年にFinistere Venturesのパートナーとして参画し、主に先端技術を誇るアグリ／フードテック投資を牽引する。Finistere以前は著名なVCの一つVenrockで2009年から2020年まで、IoTやロボティックス、コネクティビティ、M2M等の領域に成功裏に投資を実行。VC以前は複数のアーリー段階のテックスタートアップのCEOを歴任。
米ワシントン大学にて機械工学の修士。UCサンタバーバラ校にて同PhDを取得。

【登壇企業①】
企業名：Finless Foods
HP: https://finlessfoods.com
紹介文：「アメリカ初の細胞培養シーフード開発企業」とされ一番世界で注目される。既に米SOSVや著名起業家Justin Kan氏を含む欧米主要VCから日系企業まで世界中から累計約55億円調達(シリーズB)。

日本では消費が大きいとされつつも今後養殖が困難とされるウナギをはじめ、同社の細胞培養シーフード技術の導入により養殖産業の新たな代替ポテンシャルを秘めるとして海洋漁業の持続的な保全などで、大きな期待と注目を浴びる。これから日本企業との共創にも大きな期待を寄せる。
2016年カリフォルニア州エマリービル市創業。

登壇者：Mr. Michael Selden（Founder and CEO）
 
2016年にFinless Foods の CEO 兼共同創設者として創業。在学中の専攻であった生化学と分子生物学や、世界各地を転々と訪れた経験から、地球環境への深い探究心を植え付けた。
2021年、Forbesのソーシャルインパクト部門で30 Under 30に選ばれる、今正に世界のフード・アグリテックで最も動向が注目される1人。

【登壇企業②】
企業名：Root Applied Sciences
HP: https://rootappliedsciences.com
紹介文：米国カリフォルニア州オークランド市本社のアグリテックスタートアップ。同社は、農家において農作物の生産管理の課題とされる空気中の各種病原体を、より効率的かつ精密に監視出来る新たな手段(precision crop management )である空中病原体モニタリングシステム(“airborne pathogen monitoring”)を開発。　
2018年に女性起業家であるSarah Placella氏が創業。既にカリフォルニア大学系列の著名アクセラであるSkyDeck Berkeleyや、ハードテック、Climate Tech、次世代ハードウエアのアクセラのCircuit Launch等から支援を受ける。

登壇者：Mr. Julian Bello Rodriguez（Plant Pathology Scientist）

ミシガン州立大学にて哲学のPhD、英国ニューキャッスル大学ポスドク等を経て、2022年7月より現職。


【登壇企業③】
企業名：Vertical Oceans
HP:https://shop.verticaloceans.blue/
紹介文：水産用の垂直養殖場の完全無人化システムを開発。エビ、白身魚等の海洋生物を、独自の技術で単一のユニットで生産できる点が特徴。
一般的なエビの養殖で必要とされる化学薬品、抗生物質を、彼らの技術を活用することでエビ、魚類の生息エリアを階層分けして連結することで使用しないサスティナブルな生態系を実現することを目指す。

2030年米国人起業家のJohn Diener氏とイタリア出身のエンジニアによりシンガポールで設立。米シリコンバレーの著名なVCであるKhosla Venturesをはじめ、SOSV等の有力投資家から投資を集めており、今後さらなる成長を目指して新たな協業先及び戦略投資先を開拓中。

登壇者：Mr. John Diener, CEO

米シカゴ大学卒業(経済学)後、大手コンサルティングファームのモニターグループの北京、上海拠点の上席役員等を経て、連続起業家となる。現職の前は昆虫タンパク質開発のAgriProtein社でCOOとして活躍。
2020年に、Vertical OceansをCTOと共に共同創業。米国生まれの実業家としてアジアでの長きに渡るキャリアを活かしてアジアに意識を置きながら、地球規模の環境問題改善を本気で目指す。また、世界的に著名なフード/アグリテックのアクセラ/VCであるAgFunderのメンターも兼任。


登壇者：株式会社アドライト パートナー　熊谷伸栄

欧米外資系投資銀行にて複数のIPO主幹事実績をはじめ、M&Aやクロスボーダーのアドバイザリー業務に従事。またフードベンチャーの準創業等を経て大手VCにて国内大手通信企業との二人組合ファンドの投資責任者として日米でハンズオン投資を⼿掛ける。その後米サンフランシスコにWildcard Incubatorを創業した後、2020年にアドライトに参画。当社では主に日米でフードテック及びウェルネステック領域を中心に実務支援を主体とするプロジェクトを複数展開中。 慶應義塾大学経済学部卒業。コーネル大学MBA。

＜モデレーター＞
株式会社アドライト　代表取締役　木村忠昭

大学院卒業後、大手監査法人に入社し、株式公開支援業務に従事。2008年、イノベーション共創を手掛ける株式会社アドライトを創業。合わせて国内スタートアップ企業へ社外役員就任によるハンズオン支援を行い、うち5社（ユーグレナ、じげん、クラウドワークス、エスエルディー、マネーフォワード）が上場を果たす。 アジアやアメリカの海外スタートアップ企業の支援にも積極的で、これまでに20社以上の投資育成を行いうち3社が買収される。これら国内外スタートアップの知見やネットワークを活かし、大手企業のオープンイノベーションにおける一気通貫での事業化支援を得意とする。主要な国立/私立大学との産学連携プロジェクトの支援実績も豊富。東京大学経済学部経済学科、東京大学大学院経済学研究科修士課程卒業。

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